本寿院の水子供養は、永代供養がおすすめです。
水子供養に関する本寿院の取り組みについて、水子供養のために「戒名」を授け、「お位牌」を作成し、「永代供養」を行っています。
戒名は、水子の霊を敬い、供養の意を込めた仏弟子としての名前であり、これを授けることで、水子の存在を大切にし、供養の心を表現しています。
お位牌は、水子を偲び、魂の宿る依代として、日本人が昔から大切にしてきたお位牌を造立いたします。
お位牌は、自宅に持ち帰る事も可能
自宅に持ち帰ることも可能ですが、自宅での供養が難しい方々のために、寺院でお預かりし、日々の供養を行っています。
お位牌は、ご自宅の仏壇に安置され、日々お供え物やお花、お線香、ろうそく(お光)などお供えされ、手を合わせられます。中には、毎朝夕のお経をあげられる方もあります。
ご家族で暮らされている方であれば、ご先祖のお位牌に並べて、安置供養されることがふさわしいことは言うまでもございません。
ご自宅で供養を希望の方は、どうぞお知らせください。お位牌をお渡しさせていただきます。
注意事項:お位牌は、申込者ご本人にお渡しさせていただきます。ご本人であることの身分証明(免許書やマイナンバーなど顔写真付き)もし、お相手の方がお申し出になっても、申込者の委任状がない場合は受付できません。
しかしながら、家族や親戚の目に触れる水子供養のお位牌 お相手の違う方の水子供養の位牌 様々な理由で自宅に安置して供養が難しいといったケースがほとんどです。そのような理由から、原則本寿院でお位牌を安置して、毎日のご供養を代わって行っております。
そして、本寿院は9時から18時まで毎日開門しておりますので、ご都合のいい時にお参りいただければ、お位牌をお出ししますので身近にお参りいただくことが可能です。
このように、個々の事情に応じた柔軟な供養の方法を提供することで、より多くの人々が心の安らぎを得られるよう努めています。
また、毎年夏に行われる地蔵盆には多くの参拝者が訪れ、ご参拝の人々にとって大切な行事となっています。
コロナ禍以降は、オンラインでの法要も実施され、遠方に住む方々や外出が難しい方々も参加できるよう配慮しております。
参拝者は、個別にお参りすることもでき、自由に訪れることが可能です。
引越しをされた方は、お位牌を持参することができ、必要に応じて寺院での預かりも行っています。
このように、参拝者のご希望をお聞きした上で、より多くの人々が安心して水子供養をしていただきたいとか考えております
さらに、遠方からの参拝者に対しては、オンライン供養やホームページ上でのネット霊園参拝のサービスも行っております
北海道からの参拝者は、普段、ネットからお参りになりますが、年に一度東京に訪れる際にお子様に会いに来ることを楽しみにしておられる方もあります
このように、地理的な制約を超えて水子供養を安心して、我が子との心のつながりを感じられるようにしております。
供養の際には、手を合わせることが心の安らぎにつながり、参拝者はその瞬間に水子との絆を再確認し、心の平穏を得ることができるのです。
本寿院の取り組みは、新しい形を取り入れておりますが、お位牌を作るなど、古き方法に倣いつつ、ネットを活用して現代の方々のライフスタイルに合わせた新しい水子供養の方法を積極的に取り入れ、参拝者一人ひとりの心の声に寄り添い、共に供養して歩む姿勢を大切にしています。
多くの人々がわが子をしっかりと仏様に託し、供養することで、水子供養を通じて癒しや安らぎそして、感謝の日々を送っていただければ幸いです。
水子供養の背景と歴史
水子供養は、古くから日本で行われてきた伝統的な儀式です。流産や死産、中絶などによって、この世に生を受けることができずに亡くなった赤ちゃん(水子)の霊魂を供養し、安らかに眠れるようにと願うものです。
かつては、水子は仏教の教えでは極楽浄土に生まれ変わることができないと考えられておりした。そのため、水子の霊を供養することで、彼らが成仏できるよう願い、ご遺族の心の安らぎを求めるという考え方が根付いていました。
現代では、医学の発展や社会の変化により、水子供養に対する考え方も多様化しています。しかし、水子を亡くした悲しみは普遍的なものであり、多くのご遺族が心の安らぎを求めて水子供養を行っています。
水子供養の種類と方法
水子供養には、様々な種類と方法があります。
- お寺での供養:
- 読経供養: 僧侶が読経を行い、水子供養します。これは、一回だけの供養となります。
- 戒名供養: 仏弟子としての戒名を授け、霊名簿に列記して永代供養する方法。
- 永代供養: 当院にて、戒名を授け、位牌を造立し、毎日ご供養しております。
- その他の方法:
- 写経・つちぼとけ: 心を落ち着かせて経典の写経や土でお地蔵様をつくり、故人を偲ぶことができます。
- 供養の品を贈る: お菓子やおもちゃ、お手紙など我が子への品物を贈ることで、供養の気持ちを伝えます。
水子供養の費用
水子供養の費用は、お寺や供養の方法によって大きく異なります。
- 読経供養: 1霊1万円
- 戒名供養: 1霊2万円
- 永代供養: 1霊3万5千円
水子供養の心構え
- 故人を想う気持ち: 水子供養の根底には、亡くなった赤ちゃんへの親として深い愛情と、安らかに眠ってほしいという願いがあります。
- 心の準備: 水子供養は、ご遺族にとって心の整理を促す大切な儀式です。心の準備をしてから行うことが大切です。
- 周りの人に相談する: 一人で抱え込まず、家族や友人、信頼できる人に相談することも大切です。
- 無理のない範囲で: 経済的な負担や精神的な負担にならないように、無理のない範囲で行うことが大切です。
水子供養に関するよくある質問
- 水子供養はいつまで続けるべきですか? → 特に決まった期間はありません。ご遺族の気持ち次第で、いつまでも続けることができます。先祖と同じで、33回忌までされる方もあります。
- 水子供養はどの宗派で行えばよいですか? → どのような宗派でも行うことができます。
- 水子供養は一人で悩まず、誰かに相談した方が良いですか? → 周りの人に相談したり、専門家(僧侶など)に相談したりすることは、心の負担を軽減する上で有効な手段です。
水子供養のまとめ
水子供養は、我が子の成仏を心から祈ると共に、御仏のわが子を託し、ご遺族は、我が子の分まで命のバトンを引き継いで歩んでいくことです。様々な方法がありますが、大切なのは、水子の気持ちを考える事です。
親として、我が子の供養を心から祈る事が出来れば、必ずや、我が子も小さな手を合わせて仏様の元から私たちの幸せを祈っていてくれることと強く信じます。
手を合わせる事、温かい、我が子からの願いが伝わってくることでしょう。
もし、水子供養について何かご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。