水子供養で得られる心の安らぎと新しい命への感謝
水子供養をして頂き 有難うございました このように誕生する前とはいえ 子供が亡くなった悲しさ悔しさは 何ヶ月何年経っても変わりません しかし供養をして頂いた事で 子供が少しでも安らかに 過ごせるようになった事で 心が軽くなりました そして新たに命を授かる事が出来ました
予定日は2025年1月の6日です 大切に育てていきたいと思います 本当に有難うございました
この言葉は、水子供養を受けた方から寄せられた感謝のメッセージです。
流産や死産、中絶など、様々な理由で赤ちゃんを亡くされたご家族は、深い悲しみと悔しさにさいなまれます。
しかし、水子供養を行うことで、その悲しみを乗り越え、新しい命への希望へと繋がる場合があります。
水子供養とは?
水子供養とは、流産や死産、中絶など、様々な理由でこの世に生れなかった赤ちゃんを供養することです。
赤ちゃんを「水子」と呼ぶのは、かつては川に流して供養していた風習があったためとか、見ず子とあてられたと言われています。この世の誕生はいつの事なのか?
10月10日間、お母さんのお腹で育ち、この世に誕生した瞬間が命の発生でしょうか?
法律的には、そうなりますが、「命」を考えた時、お腹の中に動いている命は、私たちと何も変わらない「命」です。
昔の方は、数え年と言って、生まれた時を1歳という考え方でした。
このように、精子と卵子が結合した時に「托生」といって命が授かるものと考えます
水子供養の目的は、亡くなった赤ちゃんの冥福を祈り、残された家族の心の癒しを促すことです。
水子供養の方法
水子供養の方法には、様々なものがあります。
- 位牌を建立する: 亡くなった赤ちゃんの名前を刻んだ位牌を建立し、仏壇に安置します。
- 法要を行う: お寺で法要を行い、読経をあげてもらうことで、赤ちゃんの霊を鎮めます。
- お経を唱える: 自宅で経本を見ながら、お経を唱えることもできます。
- つちぼとけを作る: 我が子を導いてくださる「地蔵菩薩」をご両親の手で心を込めて造仏することで、供養となります。
水子供養の意義
水子供養を行うことで、どのような意味があるのでしょうか。
- 亡くなった赤ちゃんの冥福を祈る: 亡くなった赤ちゃんが安らかに眠れるように願いを込めて供養します。それは、御仏にわが子を託すことです
- 残された家族の心の癒し: 供養を通して、悲しみや悔しさを乗り越え、心の安らぎを得ることができます。
- 命への感謝: 水子供養を通して、命の大切さを改めて認識し、感謝の気持ちを持つことができます。
- 仏教的な考え方との関連性: 仏教では、全ての生命は生まれ変わりを繰り返すと考えられています。水子供養は、その考え方に基づいたものです。
まとめ
水子供養は、亡くなった赤ちゃんへの愛情表現であり、残された家族の心の癒しを促す大切な儀式です。水子供養を行うことで、悲しみから解放され、感謝の祈りを持つことができるでしょう。
心を込めた水子供養は、ご先祖をはじめ水子の霊を慰め、守護仏となり必ずや見守っていてくださる事と強く信じます。